靴にニオイが染み付いてしまった場合、洗えばいいのですが、必ずしも洗える靴ばかりとは限りませんよね。そんなときに試してみてほしい脱臭法が「10円玉」を使った方法です。

今回は10円玉を使った靴の消臭方法を解説します。実際に効果があるこの方法のメカニズムも理解しましょう。

なぜ10円玉なの?

ご存知の通り、10円玉は銅で出来ています。

この銅には「抗菌作用」があるとされており、アメリカや日本で研究が続けられています。

2008年にはアメリカの研究チームによって「銅には病原体を殺菌する力がある」と発表されました。

続いて、日本の銅研究センターは銅に含まれる銅イオンが、レジオネラ菌やインフルエンザ菌などを死滅させる力があることを突き止めました。

これらの発表に裏付けられるように、銅で出来ている10円玉には殺菌効果があるとされているのです。

この銅の殺菌作用を活用して、靴のニオイを脱臭するという方法が広まったというわけです。

ただし、靴のニオイがすべて解消されるという間違った解釈をしている人も多いようです。

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10円玉が消臭に効果的な理由

10円玉が靴の脱臭に効果的な理由は「微量金属作用」と呼ばれる効果があるためです。

この微量金属作用は、雑菌が繁殖しやすいドアノブや集合住宅の水道管などにも使われるほど実用的な殺菌作用です。

10円玉の95%を構成する銅にも微量金属作用があるため、靴のなかに置いておけば雑菌を死滅させ、結果的にニオイが解消されるという仕組みです。

10円玉消臭法を実際に試してみよう!

10円玉を使って靴のニオイをとるには片側5-10枚必要です。

なぜなら、10円玉の周辺にしか殺菌作用の効果がないためです。

1枚の10円硬貨だけだと靴に対して小さすぎるためほとんど効果が見込めません。

靴のインソールを覆い隠すようにまんべんと10円玉を敷き詰めて1晩置いておくだけで靴の嫌なニオイは解消されます。

しかし、あくまでも10円玉が接している部分だけに効果があるので、靴全体にニオイが染み付いている場合は、この脱臭法には限界があると考えましょう。

つまり、10円玉を使った脱臭法は「ニオイを予防する」という観点で実施すべきであり、すでに臭くなった靴のニオイを根こそぎ解消する効果は期待できません。

1枚の10円玉の殺菌作用はごく小さなエリアに限定されるからです。

日頃の天日干しや靴の洗濯に加えること、そして収納時の予防線として10円玉消臭は効果があるでしょう。

10円玉の消臭は予防に効果あり!

・なぜ10円玉が消臭効果があるのか仕組みを理解する

・10円玉を使った消臭のやり方を知る

・靴のニオイを防ぐための予防線として効果あり

・靴のニオイを全面的に解決してくれるわけではない