大切な衣装を収納しておくクローゼットはとくに女性のお部屋では大活躍する場所ですよね。しかし、閉め切っていることが多いクローゼットは開ける度に嫌なニオイが発生する場所でもあります。
今回は日頃なかなかお手入れをしないクローゼットのお手入れ方法と、気になるニオイ対策をいくつかご紹介します。
クローゼットに染み付いたニオイは当然衣装にも染み付いています。
他人に指摘される前にニオイケアをしましょう。
クローゼットが臭いときに考えられる原因
クローゼットが臭くなる主な原因はおおきく分けて3つです。湿気、カビなどの雑菌、体臭です。
多くのご家庭で、普段はクローゼットを閉め切って使っているようですが、こうなるとクローゼット内は湿気が溜まりやすくなります。
その結果、クローゼット内にカビが生えてしまいニオイの原因になります。さらに、そのニオイが収納している衣装に移ってしまいます。
意外に見落としがちなのが体臭です。とくに1日着続けたスーツやコートなどをそのまま収納してしまうと、着ている間に衣装に染み込んだ汗が温床になり雑菌が繁殖します。
なおかつ、湿度が高いクローゼット内では、雑菌が繁殖しやすいため、これもニオイの大きな原因になっています。
クローゼットが臭いときの対策
クローゼットが臭くなる原因は、湿気、カビ、体臭ですが、いずれにも共通している条件が「湿度」です。つまり、湿度対策が十分に出来ていれば大幅にニオイの原因を排除できることになります。
そのためクローゼットのニオイ対策として出来ることとしては、換気と乾燥をおすすめします。
とくに換気は非常に重要で、普段は閉め切って使っているクローゼットを開放して使うようにするか、晴れた日は常に開放しておくなどして空気が通るような環境を作りましょう。
換気だけで乾燥しないときは、一度収納している物を外にだして乾燥させるといいでしょう。週に一度は中身を取り出してクローゼットそのものを乾燥させるのがおすすめです。
このようなお手入れが難しい場合は、とにかく物を詰め込まないことが重要です。特に衣装は5センチ程度感覚を開けて収納するだけでも、空気が通り抜けるスペースがあるため効果的です。
月に一度はクローゼットの大掃除
クローゼットは閉め切っているとすぐにカビが生えてしまいます。
そのため、月に一度は水かぬるま湯に重曹を薄めたもので壁全体を拭くなどしてニオイ対策をしましょう。掃除の後は3時間以上開放して空気を入れ替えてください。
クローゼットが臭いときは、湿気対策と乾燥させることで十分に消臭効果が見込めます。クローゼット内には荷物を詰め込まず、換気は日頃から習慣化させるとより効果的ですので、試してみてください。
クローゼットのニオイ対策は簡単
・クローゼットが臭いときの原因を知る
・湿気対策と乾燥させることが効果的
・月に一度は中身を取り出して大掃除しよう