本人は気がつかないのに、他人からすれば気になるのが生活臭です。料理やペットなどが大きな原因とされていますが、実は目に見えない雑菌やカビが原因になっていることもあります。
今回は部屋が臭いときにチェックしておきたいカビに関する情報をまとめました。ちょっとした対策でお部屋のカビ対策は可能ですよ。
部屋がカビ臭いときの原因
湿度が高くなりがちな梅雨の時期はとくにカビが発生しやすくなります。
加えて、雨の日が続くことから部屋は乾燥する機会がありません。
こうなるとカビにとっては最高の環境になってしまいます。
カビは湿度が高い環境を好み、どんどん胞子を拡散させながら増殖していきます。
それらはニオイの原因となり、知らぬ間に生活臭として表面化してしまいます。
厄介なことに、カビは日常的に目が届かないようなところを中心にして発生するので、気がつきにくいものです。
このように、生活臭の原因となるカビは、日頃のお手入れが行き届かない台所や、ソファーやカーペットの下などからニオイを発生し続けていることになります。
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部屋がカビ臭くなる前の対策が重要!
カビは生えてしまってから対策しようとすると手間がかかります。そのため、いかにしてカビの発生を未然に防ぐかがポイントです。
お風呂場やキッチンシンクなど表面的な部分のお手入れがしやすい箇所は、一般的なカビ専用の洗剤を使えばカビを根こそぎ取り除けますが、日頃からお手入れし辛いカーペット裏やクローゼットの奥などは「未然に防ぐ」ことが大きな意味を持ちます。
カビを未然に防ぐ習慣とは
日頃から出来るおすすめのカビ対策方法は換気、乾燥、空気清浄機の3つです。
換気は常に心がけて下さい。
部屋の窓を2ヶ所開けて空気の通り道を作ることで換気が可能です。部屋のなかに留まっているカビの胞子も吹き飛ばす効果も見込めます。
次に乾燥も重要です。
とくに湿度が高くなりやすいクローゼットは、日頃から開放し湿気を溜め込まないようにしましょう。加えて、服と服の間は5cm程度開ければ風が通るためカビは生えにくくなります。
最後に、空気清浄機もおすすめです。
カビは自ら胞子をまき散らすことで増殖を続けます。空気清浄機の力で胞子も吸引してしまえばカビは定着し辛くなります。換気の強力版と思うといいかもしれません。
部屋が臭いときは目に見えないカビが原因の可能性があります。嫌な生活臭を定着させないためにも、換気、乾燥、空気清浄機を使い分けながら、カビを部屋に生やさないようにしましょう。
カビ対策は未然に実施するのがポイント!
・部屋が臭いときはカビを疑う
・カビが生活臭の原因になっていることを理解する
・カビの発生を未然に防ぐことが大切
・換気と乾燥は生活臭予防の基本