日本人にとって畳の部屋は癒しの空間でもありますが、実は畳は生活臭を生み出す原因になっていることはご存知でしょうか?寝室が畳の部屋だという方は、汗や埃によって畳が臭くなりがちです。
今回は畳が臭いときに有効な消臭法やお手入れ法をご紹介しますので、いつまでも新鮮な気持ちで過ごせるように工夫をしてみましょう。
畳が臭いときに考えられる原因とは?
畳が臭くなる原因は主に2つです。
- 畳そのものが老朽化
- 畳に発生するカビなどの雑菌
他にもペットのおしっこなどが原因でニオイが染み付いてしまうことや、靴下に付着した汚れなどが畳の表面に付着してしまうことなどがありますが、主に老朽化と雑菌がニオイの原因であることを理解しておきましょう。
このことから、畳が臭いときはまずは「老朽化と雑菌」に対する対策をとることが有効であることが分かります。
次では具体的なニオイ対策をご紹介します。
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畳が臭いときに出来る対策法
畳のニオイの原因となる老朽化は、どの家庭にとっても必ず訪れる問題です。
畳の使用頻度にもよりますが、一般的には20年程度が寿命と言われています。
そのため、20年に一度は畳をすべて交換する必要があります。
20年と言われていますが、換気がし辛い環境であったり、食事をする部屋として使っている場合は、ニオイが染み付きやすくなるため交換頻度は10年程度と言われています。
カビなどの雑菌に対する対策としては「換気」が最も手軽で有効です。
畳に染み込んだ湿気を逃がすために部屋全体を乾燥させることが重要です。
とくに食事をしたり、布団を敷いたりする場合は、湿気が溜まりカビが繁殖してしまいます。
換気はこれらを防ぐために出来る最善策です。
ちょっとした手間をかけてお手入れ
畳が臭いときにすべきことは、畳の交換や換気が基本ですが、他にもちょっとした工夫で畳のニオイを防げます。
なかでも手軽でおすすめなのは「熱湯」を使った方法です。
熱湯をタオルや雑巾に染み込ませて軽く畳みの表面を吹くだけで、熱湯の消毒作用で雑菌が死滅します。
これによりニオイの発生源である雑菌の増殖を抑えられます。
週に一度のペースで実施したいお手入れ法です。
他にも「お茶がら」もおすすめです。
半分ほど乾いた状態のお茶がらを畳の上に撒いた後、ほうきを使ってお茶がらを掃くだけでニオイが解消します。
熱湯と同じようにお茶がらにも消毒や殺菌作用があるため、畳のニオイを吸収してくれるのです。
日頃からお茶を飲む人はお茶がらを使ったお手入れもおすすめです。
あなたの足が原因かも
上のことを行っても、畳がどうしても臭い。
もしかしたら、あなたの足の臭いが、原因かもしれません。
ブーツなど蒸れやすい靴を日ごろから履いている人の畳の臭いの原因はほとんどがこれです。
足の臭いは自分では気が付きませんし、足の臭いが一度畳についてしまうとなかなか取れません。
そんな部屋に知人をうっかり連れてきてしまうともう最悪。
そうなる前に日ごろから足の臭いはケアしておく必要があります。
足の臭いムレに特化した足臭対策クリームです。
これで臭いの元の根本をケアしておけば、バッチリです。
ペットが原因の場合は
ペットを飼っていたら部屋がペットの臭いで充満しているかと思います。
ペットのおしっこ等の臭いもありますね。
この臭いは普通の消臭剤では決して消えません。
飼い主のあなたにはあまり気にされない場合もありますが、他人には不快な臭いかもしれません。
また、衣類にもペットの臭いはこびりついていますので、ペットの臭いがこびりついた服で外出したら周りの方に不快な思いをさせるかもしれません。
部屋・衣類にこびり付いている臭いが一吹きで消臭できます。
強力消臭・強力除菌だけど、ペットの目や口に入っても安全です。
畳のお手入れは意外に簡単!
・畳が臭くなる原因を正しく理解する
・基本は換気をして、乾燥した状態にしておく
・老朽化と雑菌に対する対策が鍵
・熱湯とお茶がらを使うお手入れが効果的
・ブーツを良く履く方は足の臭いのケアが大事です
・ペットの臭いはカンファペットがお勧めです。